奥多摩湖ロープウェイ
調査日:2010年11月20日
このページでは、奥多摩湖ロープウェイのかわの駅側の様子をご紹介します。
ただし、かわの駅自体を訪れることはできなかったため、かわの駅の様子はご紹介できません。ご了承ください。
奥多摩湖の畔を沿うように走っている国道411号線。
この国道411号線の川野トンネルの脇から分岐する道が、奥多摩湖ロープウェイかわの駅への入口です。
分岐した道は、急な登り坂とヘアピンカーブで標高を上げ、川野トンネルの上を跨ぐように続きます。
しかし、ヘアピンカーブの先で突然「立入禁止」のバリケードが出現・・・。仕方なく引き返します。
別のルートから入れないかと、先ほどの川野トンネルを通り反対側へ抜けてみました。
すると、こちらからも道が分岐しているのを発見! その道へ入ってみます。
しばらく進むと、右手に石垣が積まれた斜面が続くようになります。
その斜面の上方をよく見ると・・・
かわの駅が見えました!
しかし、この石垣と急斜面ではとても登れそうにありません。残念ですが、かわの駅の訪問は断念せざるを得ませんでした・・・。
さらに道を進むと、奥多摩湖ロープウェイの鉄塔も発見しました。みとうさんぐち駅近くにある鉄塔と同じ構造のようですね。
最後に、みとうさんぐち駅に設置されていた奥多摩湖ロープウェイの銘板です。
三線交走式普通索道
路線延長は621m
かわの駅とみとうさんぐち駅との高低差はわずか65cm
奥多摩湖を横断するために建設されたロープウェイのため、延長が短く、高低差もほとんどありません。
また、乗車人員は最大36人とありますが、あの小さなゴンドラ1台に36人も乗れるとは思えないので、おそらく2台での乗車人員だと思われます。
たった4年間しか運転されなかった奥多摩湖ロープウェイ。
しかし、いつか再び運転できる日が来ると信じて、今も奥多摩湖ロープウェイは静かに佇んでいます。