調査日:2016年6月6日、公開日:2017年11月10日
国道136号線は、静岡県下田市と同県三島市を結んでいる道路です。
伊豆半島の西海岸沿いを南北に縦断しているため、伊豆半島のほぼ中央を縦断している国道414号線、伊豆半島の東海岸沿いを縦断している国道135号線と並び、伊豆半島の主要道路として交通量が多く、一部区間では慢性的な渋滞が発生しています。
そのため、線形の改良なども各地で行われており、断続的に旧道区間が存在しています。
今回紹介する旧道区間は、国道136号線の中でも起点に近い賀茂郡南伊豆町になります。
左側の地図の緑色ラインの部分が旧道となります。
非常に短い区間となっていますが、通常の旧道ではあまり例が無い珍しい特徴を持っています。
三島側からレポートしていきます。
※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。
旧道があるのは、南伊豆町の吉祥という地域になります。
この地域は、136号線の中でも特に交通量が少ないですが、2車線分の幅が確保されています。
偶然にも1日2本のみ運行されている「吉祥」行きの路線バスを撮影できました。
※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。
左カーブが始まった直後、旧道が左側へ分岐しています。
また、旧道への分岐を境界として、現道には片側に歩道が設置されました。
まずは現道をそのまま進みます。
現道は、若干の掘割を通過します。
この地点は、小さな峠となっており、ここから現道は下っていくことになります。
※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。
現道が下りに入ってすぐ、早くも左側から旧道が合流してきますが・・・。
※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。
※この画像は、これまで歩いてきた方向に振り向いて撮影しています。
旧道どこやねん・・・。
まったく旧道が見えない理由は、旧道のレポートで明らかになります。
旧道が合流した現道は、まもなく下り終えます。
それにしても、この歩道は果たして1日に何人が利用しているのでしょうかw
※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。
下り終えたところに横断歩道があり、そこで歩道も終了しています。
また、横断歩道の先で道路の幅が若干狭くなっていることから、ここまでが旧道の付け替え区間だと思われます。
なお、この地点には東海バス独特の棒バス停が設置されていましたw
次は、旧道をレポートします。