Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-小説 「DIYって、だいじな・いつまでもまもりたい・ようしょうのきもち」





―もう中学生になったから、ぷりんが居なくても大丈夫だよ。―

「また絆創膏増えてるじゃない! 女の子なんだから、顔に傷なんか付いたら大変よ。」

「シャツもスカートからはみ出てるし!」

「スカートなんだから、そんな座り方したら下着が見えちゃうでしょ!」

「どうせ誰も気にしてないって。」
「私が気にするの!」

幼少の頃から、せるふと何百回も繰り返しているやり取り。
でも、面倒だなんてまったく思っていない。
これが、もはや私にとっての日常であり、むしろ無くなることのほうが信じられない。
別々の高校に進学して、せるふと会う機会が激減したことで痛いほど実感した。
だからこそ、”あの時のせるふの言葉”にも、私は大きなショックを受けてしまったのだろう。

「あ、寝グセも付いてるじゃない! 直してあげるからこっち向きなさい。」
「あとで自分でやるよ。」
「どうせやらないでしょ!」

こうやって再び日常を取り戻すことができたのは、間違いなくDIY部のおかげだ。
最初せるふがDIY部に入ると聞いた時は本当に驚いた。
あの不器用なせるふが怪我をしないはずがない。
私が守ってあげることができない以上そんな危ない部活には入れられないと思い、あれこれ理由を並べて猛反発してしまった。
今思うと本当に恥ずかしい。

「ぷりんは私の寝グセ直しの天才だね!」
「もう何千回やってると思ってるのよ。」

私もDIY部に入って近くでせるふを見るようになって、そういえばせるふは昔から色々なことに好奇心旺盛だったのを思い出した。
キラキラ目を輝かせているせるふを見ていると、私までワクワクしてくる。
これが、私が見たかったせるふなんだ。

「ぷりん、今日も部活楽しみだね!」
「そうね、せるふ。」

これからも、この笑顔を傍で見守っていければ良いな。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2作目となる「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」小説でしたが、いかがでしたでしょうか。
時系列的には、ぷりんがDIY部に入部したあと、最終回前後のイメージで書きました。
前回の1作目の小説も少し意識してみました。

そして、今回も一番苦労したのがタイトルだったりしますw
このアニメ、作品名にちなんで全12話のタイトルすべての頭文字が"D""I""Y"となっており(例えば最終話では「どんなときも・いつまでも・ゆうじょう」)、かなり凝っています。
せっかくならこの小説も"D""I""Y"のタイトルにしようと思ったのですが、私の幼稚な語彙力では非常に難産でした・・・。
やっとの思いで捻り出したのが、このタイトルというわけです。

1クールで終わってしまったのがもったいなさすぎる作品、2期を期待しつつこれからもネタが思い浮かんだら書いていきたいと思います。

ご意見・ご感想をお待ちしております。


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