かどいけ橋


調査日:2008年1月19日

かどいけ橋は、静岡県沼津市の閑静な住宅街にあるとても小さな橋です。
昭和20年代生まれという歴史ある橋ですが、その存在感は驚くほどに抹消されていました・・・。





かなおか橋があるのは県道22号線です。
この県道22号線、写真のような道幅がずっと続きますが、交通量が多く、そのうえ路線バスまで通るため離合に苦戦します。

この写真は富士側から三島方を向いて撮影しています。


さて、この写真に「かどいけ橋」が写っているのですが、どこにあるか分かるでしょうか?
写真右下の停止線付近に注目してください。







そう、この一見縁石のようなものが、「かどいけ橋」なのです! その欄干の低さに、自動車はおろか歩行者すらこの橋の存在に気付く人は少ないと思われます。
また、反対側の欄干は改修によって失われており、見る影もありません・・・。


かどいけ橋の欄干です。写真はかどいけ橋の隣に架けられている歩道用の橋から撮影しています。
この欄干の形状、実は同県道の少し離れた場所にある かなおか橋 にとてもよく似ています。

  
銘板です。残念ながら下部がアスファルト舗装に埋もれてしまっていますが・・・。

銘板によれば、橋の名前は「かどいけは○」となっています。○部分は隠れてしまっていますが、「し」が入るとみて間違いないでしょう。
この名前は、この橋のある門池地区から来ている思われますが、漢字で書かれた銘板が無いため、このレポートではひらがな表記でこの橋を紹介しています。

竣功は昭和29年9月となっており、やはり かなおか橋 の竣功年月とかなり近いです。
「かなおか橋」とは何かしらの関係があると思われます。





50年以上もの歴史の中を歩んできた「かどいけ橋」。
いつしか片側の欄干を失い、アスファルトに埋まりながらも、今もなお多くの交通を支え続けています。

存在感は皆無に近いこの橋ですが、この橋のおかげで道路が繋がっていると考えると、思わず応援したくなりました。



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