小浜隧道(焼津市)


調査日:2013年1月20日


静岡県静岡市と焼津市を結んでいる県道416号線。
その県道416号線の静岡市と焼津市の境界付近に、小浜隧道があります。

地図黄色いラインが県道416号線、その中にある赤いラインが小浜隧道です。
そして、左側にも道路や線路が通っているのが分かります。
緑色のラインが東名高速道路、赤いラインが国道150号線です。
また、国道150号線のすぐ脇を通っている線路は東海道新幹線、その南側の線路は東海道本線です。
この付近は、海と山に挟まれ平地が少ないため、重要な幹線がほとんど同じ場所に集まっています。
これは、地震や津波などの災害時にはまとめて寸断されてしまう可能性が高いことを意味し、そのために新東名高速道路はかなり内陸を通過しています。

注目していただきたいのは、県道416号線だけがほとんど隧道を使わず、海沿いを通っている点です。
地形に逆らわず、隧道を避けている道路は、古くから存在する道の可能性が高いのです。
いったい、どんな隧道が待っているのでしょうか。







県道416号線は、ほとんどの区間が片側1車線となっています。
静岡市と焼津市の境界付近はカーブが多く、センターラインがあるとはいえ、走行するには神経を使います。


また、落石による被害も多く、このレポートを書いている2017年1月現在も、落石のために一部区間が通行止めとなっています。


















右へカーブした先に、小浜隧道が見えてきました。
カーブミラーは設置されていますが、見通しが非常に悪く、いかにも一昔前の線形といった印象です。
また、路肩はほぼゼロで、大型車同士のすれ違いはかなり厳しいと思われます。
そのため、センターラインがありながら最高速度が30キロに抑えられています。





















小浜隧道の静岡市側坑口です。
なんと、隧道の手前で路側帯が消え、車線の幅自体も明らかに隧道の前後より狭くなっています。
これはセンターラインを引いてはいけないのでは・・・。





扁額です。
なんと、昭和9年3月竣工というかなり歴史のある隧道でした。
竣工年月のわりには、扁額の状態はかなり良いです。






















小浜隧道の内部です。
コンクリート吹きつけのようで、長さは50mも無いと思われます。








小浜隧道焼津側坑口です。
静岡側の坑口と同様のデザインとなっています。
なお、ここまでの写真にはほとんど通行車両が写っていませんが、できる限り車両が写らないように撮影したためで、実際にはかなり交通量が多いです。





小浜隧道の焼津側も、カーブとなっており、非常に見通しが悪いです。

短いながらも歴史のある隧道を紹介しました。













戻る




inserted by FC2 system