新寿橋とその旧橋


調査日:2008年1月19日、2009年3月9日、2011年5月2日


新琴吹橋・・・じゃなかった、新寿橋と言うなんともめでたい名前の橋が静岡県沼津市と長泉町の境に架かっています。
この橋は旧国道246号線である、現在の静岡県道87号線に架かっているもので、相当な歴史があるものだと思われます。

そして、その新寿橋のすぐ上流側には、旧橋の橋も架かっています。

緑色のラインが県道87号線、赤色のラインがその旧道となります。
また、両道路の上を跨いでいるのは国道1号線です。

このレポートでは、沼津市街側(地図の下側)から調査していきます。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






「上石田南」交差点(上の図の左下に描かれている十字路です)。

ここを左折すると国道1号線の上石田インターチェンジがあるため、交通量が多いです。
写真奥が裾野市側となっており、交差点のすぐ向こう側に旧道の分岐点があります。







現道と旧道との分岐点です。分岐の仕方がいかにも旧道らしいですね。
まずは右側の現道から調査していきます。




緩い右カーブで旧道と別れた現道は、そのまままっすぐ続いていきます。






しばらく行くと、国道1号線(青い高架橋)の下を潜ります。
ちなみに、この道路は伊豆箱根バスの路線バスが通っており、交通量もかなり多いです。







そして、国道1号線を潜るとすぐに「新寿橋」に差し掛かります。
名前の割には何も特徴は無く、少し拍子抜けしてしまいますw

ちなみに、この橋が渡っている川は「黄瀬川(きせがわ)」と言い、沼津市と長泉町の境界線となっています。





「新寿橋」の銘板です。
昭和29年8月施行と書かれています。
「竣功」ではなく「施行」のため、この橋の完成年月は不明ですが、いずれにしても意外と古い橋であることが分かります。

また、施行年月の下にはなぜか建設を担当した業者名が書かれています。
銘板はこの1枚しか見つからなかったため、肝心の橋の名前が分からないという・・・。

実は今まで呼んできた「新寿橋」という名前は、あくまで地図上での表記なのです。
正式な橋の名前はもしかしたら違うのかもしれません。


というか、この銘板の設置されている場所が結構問題なわけで・・・。






車道の歩道の境界部分に、車道側に向けて設置されてるっていうね!

先に書いたように、この県道87号線はかなりの交通量があり、車道に出るのはかなり危険です。
上の銘板の写真は交通が一瞬途絶えた隙に撮影したものですが、銘板を撮影するために命を賭けろと・・・。


今まで調査してきた橋梁の中に、こんな場所に銘板が設置されている橋は見たことがありません。






橋を渡り終えると道は左にカーブしながら、旧道と合流します。
写真左側に写っている「とまれ」の標識が設置されているのが旧道の合流点です。






それでは、一度旧道との分岐点に戻り、今度は旧道をたどってみましょう。



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