新寿橋とその旧橋(2ページ目)




前ページでは現道(緑色のライン)をたどりました。
今度は再び沼津市街側(地図の下側)から旧道(赤色のライン)をたどってみます。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






現道との分岐点です。
今度はここを左へ行きます。






現道と別れると、旧道はすぐに幅を狭めます。






少し左へカーブしながら、国道1号線の下を潜ります。
右側の歩道はあとから設置されたものだと思われます。







国道1号線を潜った旧道は直後、交差点で右へ進路を変えます。
この地点、見通しが悪いうえに狭いので、非常に危険です。




方向を変えた旧道は、下り勾配となります。

道幅は乗用車2台がすれ違える程度ですが、地元の人の抜け道となっており、交通量はそれなりに多いです。






勾配を下り終えると、すぐに寿橋に差し掛かります。







寿橋です。現道の新寿橋とは大きく異なり、石でできた欄干や親柱など、見るからに古そうな風貌をしています。





ただ、非常に残念なことに、銘板が1枚も残っていません。
親柱に銘板が設置されていた痕はあるのですが、すべて取り外されていました。

よって、この橋が何年何月に竣功したのか、本当の名称は何なのか、まったく把握できません。
例によって「寿橋」という名称は地図上に記載されているものです。

とはいえ、現道の「新寿橋」が昭和29年8月施行ということを考えると、少なくともそれ以前には完成していたはずです。






欄干は歪んでいる箇所があり、相当痛んでいます。
また、欄干自体がかなり低く、子供でも乗り越えられる高さです。







新寿橋から見た寿橋です。

注目すべきは橋脚。3本ある橋脚、水面近くの部分のみ石積みとなっています!
おそらく竣功当時はすべて石積みだったのでしょう。改修される際にコンクリートが吹きつけられたようです。





寿橋を渡り終えた旧道は、すぐに現道と合流します。







合流点を振り返ってみました。左側が現道、右側が旧道です。
こうして見ると、寿橋は新寿橋よりも低い位置に、至近距離に架けられているのが分かります。




銘板がほとんどなく、本当に「寿橋」という名前なのかも分からない2本の橋。

古くから幹線道路の橋として交通を支えてきたのは紛れもない事実であり、これからも仲良く寄り添いながら活躍してほしいものです。

写真は手前から「寿橋」、「新寿橋」、国道1号線です。


この橋ついて何かご存知の方は、ぜひ掲示板やメールで情報の提供をお願いいたします。


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