口野トンネルと謎の穴



調査日:2008年3月23日



口野トンネルは、静岡県沼津市にある隧道です。
口野トンネルのある国道414号線は伊豆半島へ向かう幹線となっており、休日ともなると大渋滞が起こるほどの交通量があります。
にも関わらず、トンネルの幅は2車線ギリギリで歩道もありません! いや、歩道を作ろうとした痕跡は・・・ある?

そんな少し不思議なトンネルを紹介します。





静岡県東部地区と伊豆半島を結ぶ幹線、国道414号線。
私が取材に行った時も渋滞していました。

歩道橋の奥にあるのが「口野トンネル」の沼津市街側坑口になります。
トンネル手前まで広めに取られていた車線は、トンネルに入る寸前で狭くなります。
また、立派な歩道もトンネルの手前で途切れているように見えます。


もう少し近づいてみましょう。







!?

もうひとつ坑口がある・・・だと・・・。
もしかして、歩道専用のトンネルでしょうか? それにしては閉鎖されていて不気味な雰囲気が漂っていますが・・・。



内部を覗いてみると、まるで鉱山のトンネルのような感覚を受けました。地面には土が堆積しており、永らく人の出入りはないようです。
一体何のために掘られた穴なのでしょうか?





とりあえず、口野トンネルの銘板です。
昭和42年3月竣功となっています。

すでに竣功から40年以上を迎えています。
竣功当時は交通量が今のように多くはなく、充分な幅だったのでしょう。







伊豆市側坑口です。
先ほどの閉鎖された隧道が貫通しているとすれば、写真右側にこちら側の坑口もあるはずなのですが、坑口があるようには思えません。
おそらく、閉鎖された隧道は貫通していないのでしょう。





実は閉鎖された隧道、口野トンネルの補強をするために掘られた作業坑だったのです。
そのため、口野トンネルのすぐ脇に坑口が掘られ、貫通もしていなかったというわけです。

とはいえ、交通量の多さに対応しきれなくなっている口野トンネル。作業坑を再利用するのも手かもしれません。


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