ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 「彼女との出会い」





一目惚れって、こういうことを言うんだろうか。

綺麗なピンク色の髪。
整った顔立ち。
スラっとした体型。
そして何より、

「小さくて可愛い・・・。」

私は、同年代の女子の中では身長は高いほうだ。
だから、私よりも身長の低い子はたくさんいるけど、それにしても小さい。
最初見た時は小学生かと思ったくらいだ。
でも、しっかりと制服は着ていたし、1年生のリボンも付けていた。
あんな天使みたいな子が同じ学校にいたのに気づかないなんて、愛さん一生の不覚。

あの子と仲良くなりたい。

会話もしていない、それこそ廊下で数回すれ違っただけの子にこんな気持ちを持ったのは、初めてのことだ。
それほどまでに、私は彼女に魅了されていた。

とはいえ、学年が違うとなると日常的な接点は無く、たまに廊下ですれ違うだけの日々。
すれ違いざまにいきなり話し掛けるのは変だし、ならばと助っ人として色々なサークルに
顔を出しても彼女を見掛けることは無く、部活動経由で会うことも叶わないまま、時間だけが過ぎていく。
何かきっかけはないだろうか。

「あれは・・・!」

目の前にいるのは、間違いなく彼女。
廊下の一角で立ち止まっている彼女の視線の先には、ポスターのようなものが貼ってある。
彼女に気づかれないように、私もうしろから覗いてみる。

『スクールアイドル同好会』

ポスターにはそう書かれていた。

確か、最近になって新しくできたサークルで、校内でゲリラライブみたいなこともやっていると聴いたことがある。
私も歌やダンスは好きだから、少し気になっていたサークルだ。

・・・これはチャンスかもしれない。

「ねぇ、あなたもスクールアイドルに興味あるの?」

彼女は私の言葉に反応し、私を見つめてくる。
身長差から、自然と上目遣いになっているのが可愛すぎる。

「・・・」

だが、彼女は真顔のままで何もしゃべらない。
もしかして、話し掛けてはいけないタイミングだったのだろうか。

「あの、急に話し掛けてゴメンね?」
「大丈夫、少しビックリしただけ。」

初めて聴いた彼女の声は、とても透き通った綺麗なもので、私の胸を高鳴らせる。
それにしても、とても驚いているようには見えなかった。
表情に出にくい子なのだろうか?

「先輩もスクールアイドルに興味あるの?」
「うん、前から気になってはいたんだけど、1人じゃなかなか勇気出ないよね。」

彼女と会話をしているなんて、夢のようだ。
二度と無いチャンス、このまま彼女との距離を縮めたい。

「良かったら、私と一緒にスクールアイドル同好会に行ってみない?」
「いいの?」
「もちろん!」

断られたらどうしようかとも思ったが、これで彼女と一緒にいられる口実を作ることができた。
とてつもなく嬉しい。

「よろしくね・・・」

そこまで言って、まだ彼女の名前を聞いていないことに気づく。
それどころか、私も名乗っていないではないか。

「愛さんは、情報処理学科2年、宮下愛。」
「情報処理学科1年、天王寺璃奈。」

ようやく彼女の名前を知ることができた。
容姿にぴったりの名前だ。

「それじゃ、さっそく行ってみよう!」
「うん。」

2人並んで歩き出す。
これからは、今まで以上に楽しい日々が待っている予感がする。
よし、頑張るぞ!



最後まで小説をお読みいただき、ありがとうございました。
初めての「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会小説」小説でしたが、いかがでしたでしょうか?

「璃奈×愛」尊い・・・(何
まず、この小説は私がアニメ第6話を見る前に想像した2人の出会いを書いたものです。
そのため、アニメとは矛盾した内容となっていることをご了承ください。

アニメで最初に登場した時点で、すでに仲良く一緒にいたこの2人。
しかし、活発な愛さんと、おとなしめな璃奈ちゃん、かつ学年も違うので、そう簡単に仲良くなるような要素は無いように思います。
アニメでもそうでしたが、愛さんから声を掛けたところから始まったと考えると、愛さんは前々から璃奈ちゃんのことを気にしていたんじゃないかな、と思いながら書きました。
まだまだ妄想が膨らみ続けているので、これからも「りなあい」小説を書いていきたいと思います(何

ご意見・ご感想をお待ちしております。




前ページへ戻る  トップページへ戻る

inserted by FC2 system