ラブライブ!サンシャイン!!小説 「下田に行こう!(プロローグ)」





「暑い・・・。」
「そりゃ夏だからね。」
「海行きたい!」
「海ならすぐそこにあるじゃない。」
「そうだけどそうじゃないんだよ。」
「暑さで頭がおかしくなったんですの?」
「行ったことのない海に行きたいんだよ!」
「例えば?」
「そうだなぁ・・・、じゃあ下田!」
「下田って伊豆半島の先端にある所?」
「そうだよ! 私行ったことないから行ってみたかったんだ。」
「言われてみれば、確かに私も行ったことないけど・・・。」
「じゃあ決定!」
「え、ちょっと・・・。」
「でも、ただ行くだけじゃつまらないからゲームしよう!」
「ゲーム?」
「内浦から下田ってすごい遠いから、電車とかバスを使って行くことになると思うの。」
「そうだね。」
「だから、できる限り路線バスだけを乗り継いでいく組と、できる限り電車だけを乗り継いでいく組に分かれて下田を目指すの!」
「何そのお金の掛かりそうなゲーム・・・。」
「到着が早かったグループの勝ちだよ。」
「楽しそう!」
「え、そう・・・?」
「まぁ、確かに夏休みだし、少しくらい遠出してみるのも良いかもね。」
「じゃあ決定!」
「あ、もう決定なんだ。」
「今から電車組とバス組に分けよう!」
「私と善子ちゃんは、途中から沼津駅行きのバスに合流するから電車組に入るよ。」
「果南さんと鞠莉さんも、マリンパーク前から沼津駅行きのバスに乗ってください。」
「メンバーの配分を考えると、電車組はあと1人ってことになるけど。」
「じゃあ千歌が電車組!」
「ということは、あとの人はバス組だね。」
「それじゃあ、シーパラダイス集合の人は明日の9時までに来てね。」
「明日!?」

――

「おはよう!」
「おはようございます。」
「みんな時間までに来て偉いね!」
「まぁ、今いるメンバーの中だと千歌ちゃんが一番寝坊しそうだけど。」
「ひどい。」
「それで、どうすれば良いんですの?」
「バス組の人は9時23分発の伊豆長岡駅行きのバスに乗ってください。千歌は9時25分発の沼津駅行きのバスに乗ります。」
「あら、バス組のほうが出発時間が少し早いんですのね。」
「本当は同時に出発するのが一番良いんですが、沼津駅行きと長岡駅行きでバスの時間が違うので。ハンデとして受け取ってください。」
「分かりました。」
「そうそう、高速バスは使っちゃダメですよ。もちろん、千歌たちも特急は使いませんから。」

『長岡温泉駅経由、伊豆長岡駅行きまもなく発車します。』

「じゃあみんな、また下田で会おうね!」
「行ってくるずら〜。」





この先、ストーリーが2つに分かれます。
皆様には「電車組」と「バス組」のどちらが早く下田駅に着くかを予想し、読み進めていただきます。
決めていただく前に、内浦と下田の位置関係を把握しておきましょう。


まず、緑色のラインが電車組の経路、紫色のラインがバス組の経路となります。
左上の「伊豆の国」と書かれているあたりが内浦、下部の「下田」と書かれているところが下田となります。
同じ伊豆半島内ですが、かなり遠いです。
地図も参考に、どちらが早く着くか予想してみてください。

なお、鉄道・バスのダイヤは2016年12月末時点のものとします。
また、小説内で使用している写真は、すべて私が撮影したものです。






















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