調査日:2012年9月2日 公開日:2018年1月20日


港橋
(伊東市)



その橋は、伊東市の中心部から少し外れた、伊東港の近くにあります。
地図の中心付近、「渚町」と文字が書かれている右上に短く赤いラインを引いた場所が橋となります。
左上に伊東駅があり、駅からだと徒歩で15分ほど掛かる、市街地のやや外れに位置しています。
なお、海沿いを通っている赤いラインの大きな道路は国道135号線バイパス、その1本内陸側の赤いラインの道路は国道135号線旧道となっています。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






国道135号線と市道との交差点です。
左右方向が国道135号線、奥へ続いている道路がその橋がある市道です。







右側に写っていたコンビニを過ぎると、すぐにその橋があります。
非常に短い橋で、気をつけて見ていないと見逃してしまいそうです。
だいぶ舗装が老朽化していますが、若干狭いながらも車道2車線+両側に歩道というスペックとなっています。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

欄干です。
小さな橋ながら、流線型の凝ったデザインとなっています。
ただ、かなり高さが低いため、近年になってポールを欄干の上に設置したようです。
少し残念な外見となってしまいましたが、ポールも流線型の欄干に合わせた特注品のようで、好感が持てます。
また、欄干には地元のまちづくり推進協議会が設置したプレートも設置されています。
それによると、どうやらこの橋が跨いでいる川は「唐人川」という名前のようです。





親柱です。
小ぶりですし、目立った装飾の無いシンプルなものですが、銘板は大きめなものが設置されています。





  
銘板です。
4枚設置されているうち、2枚は「港橋」、「みなとばし」と書かれています。
伊東港のすぐ脇に架かっているこの橋にふさわしい名前といえます。





残る2枚の銘板は、竣工年月が刻まれており、昭和31年8月となっています。
半世紀以上も活躍している歴史ある橋であることが分かります。

ところで、先ほどの橋の名前が刻まれている銘板とは大きさが異なっています。
基本的に、銘板の大きさは揃えることが多いので、珍しいように見えます。






最後に、側面から見てみます。
こちらから見ると、アーチ状の欄干が美しいですね。
ただ、桁がかなり薄く見えるので、強度的な面で不安があります。
普通に大型バスも通っているので、問題は無いのでしょうが・・・。






伊東港へのアクセスを担うために架けられたであろう「港橋」。
当時は、国道135号線バイパスもまだできておらず、国道135号線旧道から伊東港へ向かう際の主要ルートとなっていたのでしょう。
現在では、国道135号線バイパスが完成し、港橋を渡ることなく伊東港へアクセスできるようになりましたが、なおも交通を支え続けています。
これからも、活躍を続けてほしいものです。



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