調査日:2016年3月23日


国道300号線旧道(本栖トンネル)
(富士河口湖町)




富士山の周辺には、いくつか湖があり、富士五湖と総称されています。
そのうちの1つ、本栖湖の周辺にはいくつか役目を終えた隧道があります。
今回は、本栖湖の北側を通っている国道300号線にある隧道を紹介します。


地図は国土地理院の電子地形図を使用







赤い線が国道300号線、描かれている湖が本栖湖です。。
地図の中央付近に描かれているトンネルは、「本栖トンネル」です。
そして、この本栖トンネルに旧道と旧隧道が存在しています(緑の線)。

ただし、現在の地図には旧道・旧隧道は記載されていません。
これが意味することとは一体・・・。

それでは、まずは現道からレポートします。
なお、特に注釈が無い場合、地図の下(南)から上(北)へ向かって撮影していきます。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






国道300号線は、山梨県の富士吉田市と同県身延町を結んでいる国道で、「本栖みち」という愛称が付けられています。
交通量は数分に1度車が通る程度で、そこまで多いわけではありません。
現在は全線に渡って2車線の幅が確保されており、途中にヘアピンカーブが連続する区間があることを除けば、走りやすい道です。

しかし、その走りやすさは線形が改良された証拠でもあり、至るところに旧道が存在しています。
旧道好きにとっては堪らない国道ではないでしょうか?w






しばらく直線が続いてきた道路が、緩やかに右へカーブします。
本栖トンネルの坑口が少し見えていますね。






カーブの先に本栖トンネルが見えてきました。

そして、このあたりが旧道との分岐点となります。
まずは、現道をそのまま進みます。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

旧道と分かれた現道は、すぐに本栖トンネルに入ります。
富士吉田側坑口は、若干近代的ではありますがいたってシンプルなデザインとなっています。
坑口には扁額がありませんが、内壁にプレートが設置されており、1987年5月の竣功と分かります。





内部です。
車道2車線+片側に歩道という交通量の割には立派なスペックとなっています。
延長は152mと短めですが、しっかりと照明が点灯しています。






まもなく本栖トンネルを出ます。
本栖トンネルを出ると、すぐにカーブになっています。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

本栖トンネルの身延側坑口です。
富士吉田側とは異なったデザインですが、シンプルであることに変わりありません。
こちらの坑口には扁額があり、「本栖トンネル」とトンネル名のみが書かれています。





本栖トンネルを出た国道300号線は、左へカーブします。
しかし、そのカーブの途中で歩道が不自然な終わり方をしています。
どうやら、この歩道が設置されている区間が、旧道を置き換えた区間のようです。


それでは、続いて旧道をレポートしていきます。



2ページ目へ  戻る




inserted by FC2 system