沼津市にある謎の建造物


調査日:2009年2月7日、2009年9月21日

それは、沼津市の北部、市街地から外れた住宅地の中に存在している、あまりにも巨大すぎる建造物でした。

2009年の2月と9月の2回調査をしたので、比較する場合は左側に2月の調査時に撮影した写真、右側に9月の調査時に撮影した写真を掲載します。



  
突如として目の前に現れたトンネルのような物体。
2月の時点ではトンネルだけが存在している状態でしたが、9月にはトンネルの前後に土が盛られており、取り壊しではなく建設中であることが分かります。




先ほどの写真でいうトンネル左側(東名沼津側)から右方向(沼津市街地側)へ向けて調査してみます。

トンネルを潜る道路は一般の公道で、そこそこ交通量もあります。
80m手前には真新しい高さ制限2.8mの標識が設置されていました。



















東名沼津側坑口です。特に飾り気のない近代的なものですね。坑口手前に左に分岐する道があります。


分岐した道には短く巨大な暗渠のようなものがありますが、特に何かを潜っているわけではなく、現時点では何も役目を果たしていません。
まだ建設中のようで車止めが置かれており、立ち入りはできません。


そのままトンネルを抜け、沼津市街側坑口に出ます。東名沼津側坑口と造りは同様のようです。
トンネル周辺のみ道幅が拡張されているのが分かります。


そして、沼津市街側にも坑口手前に分岐する道があります。建物の関係で若干線形に無理があるような気もしますが・・・。

この道は通行が可能なので、登ってみます。

  
登って振り返って撮影したのがこの写真となります。トンネルの上がどのようになっているのかがよく分かります。
どうやら建設しているのは道路でほぼ確定のようです。当然ながら立ち入り禁止ですが、7ヶ月あまりで路盤の整備が進んでいます。

  
少し遠ざかって建設現場全体を写しています。7ヶ月で特に右側の路盤の整備がよく進んでいることが分かります。
また、建設している道路はかなりの幅を持っているようです。


なお、建設現場手前の塗装の古い部分は元からあった道路ですが、交通量の割には不自然に横幅が広く取られており、以前から疑問を感じていました。


別方向から見るとこうなります。写真右側が建設現場です。
交差する道路が路線バスも通る2車線の幅があることを考えると、建設現場へ分岐する道路は裕に4車線分くらいあるのが分かります。






今までの説明では意味が分からなかった方もいると思うので、手描きながら図を書いてみました。
今回私は、図の左上から調査を始め、一旦トンネルをくぐったあと、右へ向かって登り、右上の交差点までレポートしました。

オレンジで塗った部分は立ち入りのできない場所です。現在、工事が行われているのは100m足らずの短い区間だけに留まっています。





で、結局これらの建造物は何かと言いますと・・・

2014年開通予定「沼津南一色線」

の一部ではないかと思われます。
これは、沼津駅と国道246号線、および東名高速沼津インターのアクセスを向上させるために建設を進めている道路です。
すでに一部区間が暫定開業しているものの、未だ大部分は完成していません。
しかも、この100m足らずの建設現場以外、「沼津南一色線」のものらしき建造物を見ていないことから、工事は難航していると思われます。

仮にも税金で建設しているものですから、無駄な建造物にだけはしてほしくないものです。



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