沼津港線(新線)



左の地図は、沼津港線の"旧線"と"新線"の分岐点周辺の様子です。
これから探索する"新線"をピンク線(分岐点から南へ向かう線)で、"旧線"を赤線(港大橋方面へ向かう線)で示しています。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

沼津港線の新線・旧線の分岐を新線方向へ向かいます。
すると、早速・・・







レ ー ル が 残 っ て る !
ガードレールに隠れるようにして、しっかりとレールが残っています。沼津駅近くの工場内部に残っていたレール以来、久しぶりの遺構です。
それにしても、ガードレールを設置する際に邪魔にはならなかったのでしょうか・・・。




場所によっては、枕木まで残っており、ほぼ廃線当時の状態のままなのように感じます。
なぜこの辺りだけ廃線から約40年が経つ今もこのように残されているのか、気になるところです。






その先、道路を横断するためにレールは一部がアスファルトに埋められますが、なおも続きます。

そして、写真の赤丸で囲んだ部分には・・・






踏切だった跡が残っていました。
沼津港線が現役だった頃には、この部分で道路と交差していたようです。






その先で、レール周辺が一旦未舗装となり、レールは植物に覆われます。






しかし、前方の道路を横断する直前になって、いきなりレールにタイルが敷き詰められました。
この先、沼津港線の新線は遊歩道化されているようです。

それにしても、なんとも中途半端な・・・。






遊歩道化された新線を進みます。
ちょうど沿道の紫陽花が満開でした。

終点の沼津港はもう目と鼻の先です。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

ここで、新線は県道159号線を横断します。
旧線と分岐する前にも、一度横断している道路です。

県道159号線を横断する直前に踏切跡のようなものがありますが(わざわざタイルの色も変えてある)、沼津港線が現役だった時代に、実際にここに踏切があったのかは不明です。






県道159号線を横断した先は、歩道部分にレールが敷かれていますが、わずか数メートルで途切れて終わっています。

また、交差点を渡った先の進路上には家が建ち、沼津港線の痕跡はこの場所以降残っていません。






交差点を越えると、そこは沼津港です。
近年、「沼津みなと新鮮館」(写真右側)などの新しい施設が建設され、鉄道が通っていたとは思えない雰囲気です。






それでも、奥にある沼津魚市場の建物は、荷物の搬入・搬出部分が道路より一段高い部分にあり、鉄道のホームのような印象を受けます。
実際にこの部分が沼津港線のホームとして利用されていたかは不明ですが・・・。


ちなみに、この新線は1954(昭和29)年〜1960(昭和35年)の間に開通しています。
沼津港線自体が1888(明治21)年に開通していることを考えると、新線は旧線と比べるとほんの僅かな期間しか利用されなかったことになります。



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