調査日:2016年4月27日


国道136号線旧道(うつぎの橋)
(旧道編)



静岡県下田市と三島市を結んでいる国道136号線。
数多くある旧道の中でも、今回は土肥地区のものを紹介しています。
左の地図で、赤いラインが現道の国道136号線、緑色のラインが旧道です。

続いては、旧道区間を探索します。
地図の左下、三島側からスタートし、右側、下田方面へと向かっていきます。


地図は国土地理院の電子地形図を使用







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

土肥峠から少し下った場所に左カーブがありますが、カーブの外側の路肩が広めに取られており、これが旧道の名残だと思われます。
旧道は、現道よりも小さな半径のカーブを描き、現道の左側へ分岐していきます。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

旧道の入口には立入禁止などの標識は特に設置されていませんが、ガードレールとチェーンによって物理的に侵入ができなくなっています。
ただし、かなりガードが緩いので、自転車や歩行者は通ることができます。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

旧道に入ると、さっそく標識が残ったままになっています。
振り向いて確認してみると、駐車禁止と最高速度40キロの標識でした。





右にカーブすると、もうその先は現道のようです。
このカーブの部分は、かなり広めの幅が取られています。

この区間、現道は「うつぎの3号橋」で抜けています。






旧道は、現道を跨いでさらに続いています。
先ほど現道のレポートを見ていただいた方はもうご存じだと思いますが、この先旧道は何度か現道と交差します。

こちら側にも、入口側と同様のバリケードが設置されていました。
また、続いての旧道の入口に設置されているバリケードは、パイプ型のものとなっています。
やはり、自転車や歩行者は問題なく通れます。






今度は左へカーブします。
先ほどの右カーブとは異なり、道幅が狭く見通しも悪いため、大型車同士の場合はすれ違いに気を使っていたことでしょう。






カーブを過ぎると、再び現道が見えてきました。
半径は大きめとはいえ、ほぼUターンに近い急なカーブでした。

現道はこの区間、深い掘割りで抜けています。






旧道は、現道を跨いでさらに続きます。

こちら側にも、入口側と同様、パイプ型のバリケードが設置されていました。
また、続いての旧道の入口に設置されているバリケードは、最初の旧道区間と同様のものとなっています。






次の区間に入ろうと思ったのですが、なんと旧道上に作業小屋が設置されています。
また、入口のチェーンが外され、新しめの轍も複数刻まれていることから、旧道が利用されていると判断。
立ち入りを断念しました。

この先の区間で新道の建設を行っているので、その関係ではないかと思います。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

もっとも、この区間の旧道は現道の「うつぎの2号橋」に対応するもので、すべての範囲が現道から見えてしまうので(オレンジ色のライン)、入る必要性も感じませんでしたw






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

現道の「うつぎの2号橋」の先で旧道は一度現道に合流しますが、ほんの数十メートル先の「うつぎの1号橋」の手前で、再び左へ分岐します。
これが、最後の旧道区間となります。





あ・・・(察し
この区間の旧道も、先ほど同様に工事の詰所が設置され、立ち入ることはできませんでした。
こちらも現道の「うつぎの1号橋」1本分の旧道なので、わざわざ立ち入らなくても・・・、と思うところですが、ここで冒頭の地図を思い出してください。
実はこの旧道区間には、旧々道が存在しているのです。
旧々道は、おそらく正面のガードレールをそのまま直進していると思われますが、ここからでは分かりません・・・。





旧道に見えた橋をズームで撮影してみました。
竣功年月などは分かりませんが、標識によって「本沢橋」であることが分かります。
現道の「うつぎの1号橋」の旧橋にあたり、うつぎの1号橋よりもだいぶ長さが短いようです。
そして、この本沢橋のさらに旧道となる旧々道が本沢橋の背後に存在しているはずです。
この区間は、再調査する必要がありそうですね・・・。

余談ですが、現道の「うつぎの橋」という名前はどのような由来があるのでしょうか。
旧道の橋から取ったわけではありませんし、周辺の地名というわけではないようです。
純粋にウツギの木から取っているのでしょうか。






本沢橋を渡った旧道は、現道の「うつぎの1号橋」のすぐ先で合流しています。
これで、一連の旧道区間は終了となります。





距離がそれほど長くなく、比較的気軽に探索できる旧道区間でした。
今なお新道の建設が行われている国道136号線。
あと数年もすれば、新たな旧道が誕生するかもしれません。
その頃、もう一度調査に訪れたいと思います。


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