調査日:2012年8月14日


三枚橋
(沼津市)



その橋があるのは、沼津駅からも近い沼津市の中心部にあります。
地図中央付近、赤線で示した場所に三枚橋があります。上には沼津駅が、下には市役所があるのが分かります。
上から下へ通っている赤く塗られた道路は国道414号線です。
また、右下でカーブしている大きな川は狩野川です。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






三枚橋があるのは、静岡県道380号線です。
県道380号線は旧国道1号線で、現在も地元では「旧道」や「旧国1」の愛称で呼ばれています。
国道1号線のバイパスが開通した今も交通量は多く、写真のように片側2車線の区間があります。
沼津駅に近いこともあり、路線バスも日中は毎時4本以上運行されています。






前方の信号機は、国道414号線との交差点です。
さて、すでに三枚橋は写っているのですが、分かるでしょうか・・・?






分からない人のために、反対車線側から撮影した写真をどうぞ。
これで分かるでしょうか?

まだ分からない人のために、次の写真は特別ヒントです。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

まぁ正直、これは分からなくても仕方が無いですよねっ!(何
この存在感の無さは、自動車どころか歩行者ですら気づかないレベルなのでは・・・。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

長さは5mも無いくらいなのに対し、幅は車道5車線分+両側に歩道というアンバランスさ・・・。
しかも、車道には橋の繋ぎ目などが無いため、まったく橋を渡っているという感覚はありません。

現代なら、間違いなく暗渠にするのではないかと思います。

何やら反対側の様子がおかしいですが、それは後ほど・・・。






欄干と親柱です。いずれも飾り気の無い平凡なものとなっています。
また、欄干の高さがかなり低いため、危険だと判断されたのか、欄干の外側に新たにフェンスが設置されています。




  
親柱に設置されている銘板です。
計4枚設置されており、うち2枚は「三枚橋」・「さんまいばし」と橋の名前が書かれています。

ちなみに、「三枚橋」は地名にもなっており、付近には「三枚橋」というバス停留所もあります。
しかし、三枚"橋"自体を知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。





残りの2枚は竣功年月となっており、これを見ると三枚橋の竣功は昭和28年3月となかなかの古参であることが分かります。

昭和28年竣功の橋にしては車道5車線分+歩道という幅の広さが気になりますが、竣功当時は伊豆箱根鉄道軌道線(路面電車)が橋を通っていたと思われるので、路面電車用の幅が確保されていたとすれば不思議なことではないのでしょう。







そして、気になる反対側は、ずっと先まで川が塞がれ、道路になってしまっています。






塞がれた川の上から三枚橋を見てみます。
なんと、駐車禁止の標識が立っており、完全に道路として認識されているようですw
どうやら、地図によってはこの道路と県道380号線が繋がっているように書かれているものもあるようですが、実際はこのように三枚橋の欄干があるため通れません。
歩行者と自転車、小型のバイクくらいなら通り抜けられると思いますがw


川が塞がれたり、路面電車が廃止されたりと周辺の様子は時代の流れとともに変化してきたはずです。
それでも、三枚橋は変わらずに交通を支え続けてきました。
その存在に気づく人は少ないと思いますが、これからも活躍し続けてほしいものです。



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