調査日:2013年6月9日・22日・23日


静岡県道140号線
(2ページ目)




いかにも未成っぽい途切れ方をしている静岡県道140号線「三島静浦港線」を発見し、調査中の私。
左地図の上部にある県道139号線との分岐点を発見したのですが・・・


地図は国土地理院の電子地形図を使用







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

ただの農道にしか見えないんですがw
今までの"センターライン付き2車線+両側に歩道"のスペックとの差があり過ぎて、とても信じられません。
地図を見ても、今までの道幅より少し細いくらいの太さで書かれているのに、どう見ても道幅は半分以下ですw

今までの道幅が県道139号線との重複区間だったからこそのスペックだとしても、単独になった途端これとは・・・。

というかこれ、大きめの車だと左折の場合は切り返さないと入れないのでは・・・。





路側帯すらない1車線幅の道路が田園地帯を一直線に貫いています。
右側は田んぼ、左側は水路があり、軽自動車同士でもすれ違いはかなり厳しいです。
見た感じ、交通量はほとんど無いようですが・・・。

それにしても、本当にこの道路が県道なのでしょうか?
何か証拠が欲しいところですが・・・。






しばらく行くと、同じような幅の農道と交差します。
どちらの道路にも停止線は無く、優先道路は定められていないようです。
通常、同じような幅の道路なら県道のほうが優先されそうですが・・・。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

この交差点には、カーブミラーが1ヶ所設置されていました。
もしやと思い支柱を確認してみましたが、残念ながら「沼津市」のシールが貼られており、県道を示す証拠にはなりませんでした。

これ、県道じゃないんじゃないかなぁ・・・。

余談ですが、カーブミラーの左後ろに写っている山は富士山です。






県道であるという確証が持てないまま、なおも道路は1車線幅のまま続きます。

ふと、道路と水路の境界に立っているデリニエータが気になり、見てみると・・・






「静岡県」って書いてある!

これで、この道路が県道140号線であることが確定しました。
しかし、この道路を県道だと知って使っている人はいるのでしょうか・・・。






さらに、農道と交差します。
この交差点には、カーブミラーが2ヶ所設置されていましたが、いずれも「沼津市」が設置したものでした。






交差点を過ぎると、今までずっと直線だった県道の行く手を神社が遮ります。
神社を中心として、綺麗に道がY字に別れていますが、地図によれば県道は左のようですが・・・。







狭いってレベルじゃねーぞ!

乗用車同士はもちろんですが、乗用車と自転車ですらすれ違うのが厳しそうです。
"県道"ですよね、ここ・・・。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

県道は、神社の境内を回り込むように緩やかな右カーブを描きます。

そして、少し開けてきたかと思えば、なんと前方の駐車場にはそこそこ大きなトラックが止まっているではありませんか!
あの最狭区間を通り抜けてくるとは・・・。
まぁ、反対側から出入りしている可能性もありますがw

それにしても、路面の状態がかなり悪いです。
本当に県に管理されているのでしょうか?







やがて、県道は再びまっすぐ進むようになります。
道幅も、先ほどの最狭区間に比べるとマシになったように見えます。

それでも、相変わらず1車線幅のままですが・・・。






先ほどまでの田園地帯とは違い、住宅地の中を進むようになった県道ですが、何やら先の様子が怪しくなってきました・・・。

もしかして・・・。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

終わった・・・。

地図と比較しても、この場所が県道140号線の終端で間違いないようです。






一応、突き当たりの民家の隣に細い通路のようなものはありましたが、これはさすがに県道ではないでしょう。
それにしても、あまりに唐突過ぎる終わり方で、どうも納得ができません。

ここで、県道140号線の路線名「三島静浦港線」に注目してみます。
県道140号線が途切れたこの地区の名前は沼津市の「大平」という場所です。
もしこの場所が県道140号線の終点だとすれば、路線名は「三島大平線」などとならなければおかしいはずです。

では、路線名となっている静浦港はどこにあるのかといえば・・・








左の地図の青丸で囲んだ場所です。

地図の右上に県道140号線の末端が見えますが、そこから静浦港までの約2,1kmの区間が開通していないのです。
2,1kmと聞くと、すぐに開通できそうな印象がありますが、地図を見ても分かるように、静浦港の手前には標高392mの鷲頭山があり、トンネルを掘るか峠を越えなければなりません。
地図を見ると、県道140号線の末端部分が静浦港をまっすぐ結ぶ向きになっていることから、おそらくトンネルを掘る計画だったのではないでしょうか?
どちらにしても、相当な費用が掛かると思われます。

また、仮に静浦港まで繋がれば確実に利便性は向上しますが、今の道幅のままではとても使えるものではないので、こちらも改修が必要となります。

航空写真を見ると、1978(昭和53)年にはすでに現在の状態になっています。
そのことを考えると、おそらく今後も開通する可能性はほぼゼロだと思われます。


新たに開通する道路がある一方、こうして開通の見通しが立っていない道路もあることを、忘れてはいけません。


地図は国土地理院の電子地形図を使用





戻る




inserted by FC2 system