調査日:2016年6月6日、公開日:2019年8月20日


県道16号線旧道区間(入間地区)
(旧道編)



静岡県道16号線、入間地区の旧道を探索しています。
続いては、旧道区間をレポートしていきます。

黄色いラインが県道16号線、赤いラインが旧道となります。
500mにも満たない短い旧道です。
旧道は、現在も地図上に表示されており、旧道から分岐する道路も存在しているようです。

それでは、まずは現道からレポートしていきます。
基本的に、地図の上(松崎町側)から下(下田市側)へ向かいます。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






現道と旧道の分岐地点です。
この分岐を旧道側に入ります。

旧道は、現在も利用されているようで、今のところ特に荒れている様子は見られません。






旧道に入ってしばらくは、すれ違いができない1車線程度の幅が続きます。
このあたりは、現道の建設によって改良が加えられている可能性があります。

なお、右側に写っている警戒標識は、現道に設置されている9%下り急勾配の標識です。






少し進むと、普通車同士であればすれ違える程度の幅に広がりました。
先ほどの分岐地点付近も、本来の幅はこのくらいだったのではないでしょうか。






このあたりは特に道幅が広く、余裕でセンターラインが引けるほどです。

なお、この区間が旧道化した時期ですが、1974(昭和49)年〜1978(昭和53)年に撮影された空中写真では、まだ現道は建設されていなかったので、これ以降ということになります。
仮に、空中写真の撮影が1974年、現道の開通が1975(昭和50)年だとすると、まもなく旧道化して50年が経過します。
それにしては、あまりにも状態が良いです。






再び狭くなりました。
現道のレポートをお読みいただいた方なら、右側のガードレールは心当たりがあると思います。
そう、現道と旧道が10mほどの高低差で並走する区間です。
そのため、この区間も現道の法面工事などで、もとの道幅から改変されている可能性があります。






数十メートルの現道との並走区間を過ぎると、カーブが多くなってきます。






直角に近いような急カーブも現れました。
道幅こそセンターラインが引ける程度はありますが、見通しが悪いです。
この区間が旧道化した理由は、このあたりの線形の悪さが影響したのかもしれません。

なお、正面やや左に地図にも記載されている道路が分岐しています。
この道路は、現状この旧道からのみアクセスが可能なため、この道路の利用者によって旧道が良好な状態で保たれているのではないかと思われます。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

右カーブを終えると、続いて左へカーブします。
このカーブは特に見通しが悪く、カーブミラーも設置されています。




カーブを抜けると、あとはまっすぐ現道へと向かっていきます。
このあたりは、木が道路を覆うように育っており、天然のトンネルとなっていました。







※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

そして、現道と合流しました。
全線にわたって、今でも車での通り抜けができる、非常に状態の良い旧道でした。





現役を引退しても、ひっそりと活躍を続ける旧道。
気軽に探索できる、非常に雰囲気の良い旧道でした。



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