静岡県道17号線旧道区間(2ページ目)


調査日:2012年11月19日



続いて、旧道(赤いライン)を調査します。
先ほどと同じく、沼津市側(上側)から伊豆市側(左側)に向かっていきます。


地図は国土地理院の電子地形図を使用






沼津市側の旧道と現道の分岐点です。
ここから旧道(左前方)に入ります。






駿河湾沿いを通っていた現道に対し、旧道は久連集落の中を通ります。
いかにも旧道といった雰囲気ですね。

道幅は、現道よりは狭いものの、普通車同士であればすれ違える程度です。






しばらく進むと、右へカーブします。
カーブミラーは設置されていますが、見通しが悪いです。

ちなみに、この旧道ですが、私が調査した限りでは、明治44年から大正8年の間に開通しているようです。






このカーブを過ぎると、あとは現道と合流するまでほぼ直線となります。
"ゆるやかなカーブ"ではなく、"直線、カーブ、直線"と続くあたりは、古い道路の特徴と言えます。






カーブを通過してまもなく、小さな橋が現れます。
長さが短く、欄干も非常に低いため、よく見ていないと見逃してしまいそうな橋ですが・・・。



  
「中川橋」という名前のこの橋の竣功は、なんと昭和10年11月! 80年近くも前に架けられた古参です。
ただ、この旧道の開通年からすると、この橋は初代の橋ではない可能性があります。




※この写真は、左側が伊豆市方面です。

この中川橋、橋の片側が交差点に面しているため、欄干の長さが奥と手前で異なっています。
また、手前側の欄干は、交差点の形に合わせて欄干が曲がっています。
最初は、後年になって改修されてこのようになったのかと思ったのですが、改修の跡などが見られないため、竣功時からこの形なのでしょう。

ちなみに、現道は橋ではなく、暗渠となっています。






中川橋を渡った旧道は、さらに集落の中を進んでいきます。
最初の頃と比べると、若干道幅が狭くなったようです。






しばらく進むと、さらに幅が狭くなります。
軽自動車でもすれ違いに難儀するくらいの幅です。






前方に現道との合流地点が見えてきました。

この写真の左側にパトカーが写っていますが、この旧道沿いには駐在所や消防団の施設があり、この地域の中心が現在でもこの旧道であることが分かります。






※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。

そして、旧道は現道と合流し、終了となります。






未だに、昭和10年竣功の橋が残る静岡県道17号線の旧道。
距離こそ短いものの、楽しみながら探索することができました。

静岡県道17号線には他にも旧道区間があるので、また機会があれば調査したいと思います。





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